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日本語⇒チェコ語翻訳の、3つの主な依頼手段と絶対NGな翻訳方法

日本語⇒チェコ語翻訳の、3つの主な依頼手段と絶対NGな翻訳方法

チェコでは、ビザに限らず様々な申請において、チェコ語以外の言語で準備された書類は、すべてチェコ語に翻訳する必要があります
特にお役所に提出する書類は、一言一句正しく翻訳されていない場合、書類不備として受け付けてもらえない可能性がとても高いです。

ではこのきちんとしたチェコ語翻訳はどこに依頼すれば入手できるのでしょうか?
今回の記事では、書類を日本語からチェコ語、もしくは英語からチェコ語に翻訳する際の主な依頼先3つと、絶対に使用してはいけない翻訳方法を紹介しています。

1. 在日チェコ大使館が推奨する翻訳者に依頼する

日本で各種申請を行う場合、大抵の人が頼るのが在日チェコ大使館のウェブサイトにて紹介されているチェコ語翻訳サービスではないでしょうか?

どの方も大使館公認のチェコ語翻訳家であるため、翻訳の内容や書式等は確実です。
基本的に日本語からの翻訳が対象ですが、英語からの翻訳でも対応可能なようです(依頼の際には事前に確認してください)。

翻訳依頼の際にはお仕事状況で納期や料金が変わるため、事前に依頼したい内容(書類の趣旨、紙のサイズと枚数、元の言語)といつまでに受け取りたいのかを伝え、合い見積もりを取るといいでしょう。

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2. 身近なチェコ人、チェコ語が分かる人に翻訳してもらう

手続きにかかる料金を極力抑えたい場合の一手段として、チェコ人やチェコ語をマスターしている人に翻訳を依頼することも可能です。
ただしこの場合、申請前に大使館に個人による翻訳であることを連絡し、翻訳を作成したファイル(Wordドキュメント等)をメールなどで大使館に送付しなければなりません。
というのも、翻訳の専門家ではない場合は表現や翻訳に間違いが存在する可能性が高いため、万が一間違いがあった場合、元のファイルがあれば大使館の方で修正対応していただけます。

料金がかからない、または専門家に依頼するよりコストを安く抑えられますが、当然ながら翻訳の内容があまりにも拙い場合は、申請書類として受け付けてもらえないことがあり、その場合はきちんとしたチェコ語翻訳の再提出が求められます。
ここで時間的に余裕がない場合、必要なタイミングまでにビザが取得できなくなる可能性が出てくるため要注意です。

翻訳のデータを送付することで翻訳に間違いがあった場合に修正をしてもらえるとは言いましたが、この修正作業はあくまで大使館領事部の方のご厚意によるものです。
本来提出書類には間違いがあってはいけないため、小さな翻訳ミスでも書類不備として返却されるのが当然です
翻訳の専門家ではない人に依頼するのであれば、翻訳のレベルによっては書類不備として受け付けてもらえない可能性や、大使館の方にご迷惑をおかけするかもしれないということをよく理解し、自己責任で依頼をするようにしましょう。

3. チェコにて外国語⇒チェコ語の公証翻訳者に依頼する

書類の準備期間にチェコに来る機会がある、もしくはチェコ在住の知り合いに代理依頼できるのであれば、チェコの公証翻訳者に翻訳の依頼をする、という手段を使うこともできます。

公証翻訳者に依頼する際の注意点として、以下の2点が挙げられます。

  • 公式翻訳には書類の原本が必要
    翻訳が完成した時点で原本と翻訳を一つにまとめ、公式翻訳であることを示す特別なハンコが押印されます(公式翻訳の場合、在日チェコ大使館による翻訳認証は不要になります)
    そのため書類の原本を提出しなければならないのですが、書類を郵送する場合、万が一郵便事故が起きた際には元の書類の取得からやり直しとなるため要注意です
  • 元の言語が日本語の場合、公証翻訳者を見つけるのが困難
    英語からチェコ語の翻訳者はたくさんいるため、料金・納期的にも有利です
    けれど日本語→チェコ語の公証翻訳者をチェコで見つけるのは大変かもしれません……

この手段は、主にチェコへの移住後、ビザの延長手続きや変更申請等行う際に有効です。
日本で手続きをするのであれば、無理をして現地の公証翻訳者を使うのではなく、日本の翻訳者に依頼する方がいいでしょう。

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Google・Exciteなどの機械翻訳は絶対にNG!

チェコ語は英語に比べるとはるかに複雑な文法構造・言語構造をしています
そのため、Google翻訳やExcite翻訳などの機械翻訳を使用した場合、日本語の機械翻訳と同じくらいめちゃくちゃな結果になるケースがとても多いです。
筆者の経験からも、原文は否定形なのに翻訳内容は否定表現になっていなかったり、翻訳結果をチェコ人に見せたら「全然意味が違うよ」と言われたことがあります。
比較的単純な単語の置き換えとなる銀行の残高証明などであればミスは少ないかもしれませんが、しっかりとした文章で構成された書類の場合、おかしな表現の羅列になる可能性が本当に高いです。
お役所に提出する書類でこういっためちゃくちゃな翻訳は受付拒否対象となりえるため、安易に機械翻訳を使わないようにしましょう。

ヒサノアスカ
アメリカ語学留学、オーストラリア&カナダワーホリ、デンマーク留学ののち、チェコ語学留学から現地採用を経て、5年以上の継続滞在によりチェコ永住権を自力で取得。
現在はプラハでフリーランスとして活動する傍ら、海外移住・旅行情報発信ブログa-h.workおよび当チェコポータルを運営中。