プラハ市が2021年は新年の花火やプロジェクションはしないことを公式決定しました。
これまでは1月1日の午後6時より、新年とチェコの独立記念日を祝うためのイベントが開催されていました。
この決定は、コロナによる経済的打撃からの予算削減が目的です。
プラハ市は観光業関連の税収や料金、各種賃貸料、また交通機関利用量の大幅な低下のため年間で120~150億 CZKの減収を予想しており、出費を少しでも減らすべく対策をしているもよう。
2020年は花火の代わりに新市街広場の国立博物館のプロジェクションマッピングが行われましたが、プラハ市はその費用をコロナによる経済的打撃の救済に回すと発表しました。
花火が取りやめになった理由として、花火の騒音が白鳥などの野生動物や都市部に住むペットに悪影響を与えること、また煙が公害となることが挙げられていますが、プラハ2区は公衆からの支援金を募って独自に花火の打ち上げを行いました。
iDnes.czによると、同区は2021年も同様に花火の打ち上げを計画しているとのことです。
ニュース元
Expats.cz:Prague won’t present a fireworks or a videomapping show on New Year’s Day
https://news.expats.cz/weekly-czech-news/prague-wont-sponsor-fireworks-or-a-videomapping-on-new-years-day/