クラシック音楽が好きな人であれば、プラハの春音楽祭について耳にしたことがあるのではないでしょうか?
歴史ある音楽祭で、世界中から有名な音楽家やオーケストラがプラハで一堂に会する機会でもあります。
この記事ではプラハの春音楽祭についての基本情報、劇場やプログラムについて紹介します。
≫プラハの春音楽祭公式サイトはこちら
プラハの春音楽祭について
プラハの春音楽祭(チェコ:Pražké jaro、英:Prague Spring)は、毎年チェコのプラハで春に開催される国際音楽祭です。
第一回の音楽祭はチェコ・フィルハーモニー管弦楽団創設50周年にあたる1946年に開催され、2020年で75周年を迎えます。
クラシックの中でも特に管弦楽や室内楽がメインで、主催はチェコ・フィルハーモニー管弦楽団ですが、世界中から招かれた音楽家やオーケストラが、プラハ市内あちこちの劇場で美しい調べを奏でます。
この音楽祭を象徴する公演は日本人も音楽の授業で習ったチェコが誇る作曲家・スメタナの命日である5月12日のチェコ・フィルハーモニー管弦楽団による「わが祖国」の演奏。
とても人気が高く、プログラム公開後まもなくチケットが売り切れるそうです。(※2020年度公演でも、すでに売り切れとなっています)
2020年のプラハの春音楽祭開催情報
2020年はプラハの春音楽祭の75周年を飾る記念すべき年でしたが、新型コロナの世界的感染拡大により劇場での開催は中止となってしまいました。
ですが代替案として、予定されていたプログラムの中から11公演、プラハとブルノの劇場での演奏を、公式サイト上で無料放映することが決定しました!
残念ながらこの音楽祭を象徴する、チェコフィルハーモニーによるスメタナの「わが祖国」の演奏は含まれませんが、興味のある方はぜひプログラムを確認して観覧してみてください。